2026.10.20
立派な入母屋玄関の「庇(ひさし)」、実は雨漏りのリスクが潜んでいました 大東市にお住まいのお客様より、立派な入母屋(いりもや)屋根の玄関上にある「銅板さらし屋根(庇屋根)」の改修工事をご依頼いただきました。 かつて高級な和風建築に欠かせなかった「銅板」ですが、近年は酸性雨などの影…
毎日何気なく行き来する玄関先で、「最近、気が付くと足元に小さな白い塊が落ちている…」そんな異変を経験されたことはありませんか?
今回、大東市にお住まいのお客様からまさにこのような状態でお問い合わせをいただきました。
お出かけになる際、玄関先に見慣れない白い破片が落ちていることに気が付き、ふと上を見上げてみると、玄関の上にある小さな屋根(庇屋根:ひさしやね)の瓦の隙間から、何かがポロポロと剥がれ落ちているのが見えたそうです。
「もしかして屋根が崩れてきているのでは…」と不安に思われ、私たち街の屋根やさん大阪門真店へ調査のご依頼をいただきました。
現地に駆けつけ確認させていただいたところ、白い塊の正体は「漆喰(しっくい)」でした。
日本瓦の屋根において、軒先(屋根の端っこ)の瓦の隙間から、瓦の下にある土が見えないように、また雨や動物が入り込まないように漆喰を詰めて半月状に白く塗る仕上げのことを、専門用語で「雀口(すずめぐち)」と呼びます。
その名の通り、隙間からスズメなどが侵入して巣を作るのを防ぐ役割もあります。
今回の庇屋根では、この雀口の漆喰が経年劣化によってひび割れ、ボロボロになって剥がれ落ちてしまっていました。
漆喰は、年数が経つとどうしても再び風雨で劣化し、今回のように剥がれて落下してしまうリスクが残ります。
お客様にその点をご説明したところ、「また上から落ちてくるのは心配だから、より長持ちする方法で直したい」というご要望をいただきました。
そこで今回は、漆喰の代わりに「プラスチック製の面戸(めんど)」という部材を使用する工法をご提案いたしました。
面戸とは瓦の隙間を塞ぐための成型されたカバーのことで、プラスチック製であれば経年劣化でポロポロと崩れて下に落ちてくる心配がありません。
一度設置すれば、この先もずっと安心してお出かけいただけます。
工事はまず、軒先の瓦を丁寧に一度取り外す(解体する)ことから始めます。
瓦をめくると、長年屋根を支えてきた古い「屋根土(やねつち)」が出てきます。
これらをきれいに整え、瓦のカーブにぴったり合うプラスチック面戸をしっかりと固定していきます。
面戸をしっかり固定した後は、新しい屋根土を適量敷き詰め、先ほど取り外した瓦を元通りに組み直していきます。
プラスチック面戸での復旧は、既製品の形状を合わせるため、ほんのわずかな隙間が生じることはありますが、スズメなどの小動物が入り込む隙間はいっさいありません。
漆喰のように真っ白な見た目ではなくなりますが、スッキリとした仕上がりで、何より「もう白い塊が落ちてこない」という抜群の安心感を得ることができます。
今回の工事のおかげで、お客様からも「これで安心して毎朝出かけられます!」と大変お喜びいただきました。
玄関先やベランダの下、お庭などに「白い石のような塊」や「泥のような粉」が落ちていたら、それは見えない屋根の上からのSOSサインかもしれません。
小さな異変をそのままにしておくと、隙間から雨水が侵入し、気づかないうちに中の木材を腐らせてしまう原因(雨漏り)にもつながります。
街の屋根やさん大阪門真店では、寝屋川市を中心に、大東市、門真市、守口市など地域に密着して、大切なお住まいの無料点検を行っています。
「うちの屋根も少し心配かも…」と思われた方は、どんな小さなことでも結構ですので、まずはお気軽にご相談くださいね!
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