2026.09.11
台風・地震・猛暑への不安を解消!お客様が本当に求めていた安心の屋根リフォーム 近年、大型化する台風や予期せぬ大地震、そして毎年のように記録を更新する厳しい猛暑など、住まいを取り巻く環境は過酷さを増しています。今回、大東市にお住まいのお客様からリフォームのご相談をいただいたきっかけ…
交野市にお住まいのお客様より、「普段あまり使っていない3階の部屋に入ったら、天井に大きな雨漏りのシミができていた。
大切な我が家が傷んでしまう前に、原因をしっかり調べて直してほしい」との切実なご相談をいただき、さっそく現地調査に伺いました。
こちらの3階建てのお住まいは、以前はご家族皆様で賑やかに暮らしていらっしゃいましたが、現在はご子息様たちがそれぞれ別の場所で生活されています。
そのため、3階の雨漏りが発生したお部屋はいつの間にか物置代わりとなり、普段はほとんど出入りがない状態になっていたそうです。
たまたま荷物を取りにそのお部屋へ入り、ふと天井を見上げた際、これまでなかった大きな雨漏りのシミを発見され、大変驚かれて当店へ調査をご依頼くださいました。
雨漏りは放置すると建物の骨組みを腐らせてしまうため、早期発見と原因特定が何よりも重要です。
さっそく屋根の調査を開始しますが、3階建てということもあり、まずは安全に屋根へ登るルートを確保しなければなりません。
現場の前面道路を見上げると、高圧線をはじめとする電線が何本も張り巡らされている状態でした。
はしごが電線に接触すると大変危険なため、慎重に角度を調整しながら、道路から9.8メートルもある長いはしごを架けていきます。
9.8メートルといえば、一般的な住宅の3階の軒先(のきさき:屋根の端の部分)にギリギリ届くかどうかの高さです。
周囲の安全を徹底的に確認し、電線をかわしながら、なんとか無事に職人が屋根の上へと登ることができました。
街の屋根やさんでは、このような高所や難所であっても、安全第一で確実な調査を行います。
屋根の上に登ってまず目に飛び込んできたのは、美しい「銀黒色(ぎんぐろしょく)」の日本瓦でした。
銀黒色とは、伝統的な和瓦によく見られる、銀色と黒が混ざり合った深みのある渋い輝きが特徴の色合いです。
屋根全体を細かくチェックしていくと、過去に「ラバー工事(ズレ止め工事)」が行われていることが分かりました。
ラバー工事とは、瓦と瓦の隙間にシーリング材(防水性のある接着剤のようなもの)を充填し、地震や台風で瓦がズレたり飛ばされたりしないように固定するメンテナンス方法です。
しかし、このラバー工事は施工方法を誤ると、逆に雨水の逃げ道を塞いでしまい、雨漏りを引き起こす原因になることもあります。
そのため、より慎重に雨水の侵入経路を特定していく必要があります。
雨漏りしているお部屋の真上にあたる箇所を中心に、瓦の割れやズレがないかを細かく確認していきます。
驚いたことに、雨漏りしている面の瓦には、割れている箇所もズレている箇所も一切ありませんでした。
表面上は非常にきれいに並んでおり、一見するとどこからも雨が漏るはずがないように見えます。
「表面に異常がないということは、原因は瓦の下にある」
そう確信した私たちは、雨漏りしている近辺の瓦を何枚か慎重にめくってみることにしました。
すると、防水シートの上にしっかりと、水が流れた「雨水の道筋(シミや泥の跡)」が残されていたのです。
その確かな足跡を辿っていくと、原因は瓦そのものではなく、「隅棟(すみむね)」にあることが判明しました。
ここで少し、屋根の専門用語について分かりやすく解説します。
今回の屋根の形は「寄棟(よせむね)」と呼ばれる、4方向に傾斜する屋根面を持った形状です。この4つの屋根面が合わさる斜めの合わさり目のことを「隅棟(すみむね)」と呼びます。
棟(むね)の部分は、瓦を何段も積み重ねて屋根土(漆喰)で固定し、一番上に半円形の瓦を被せて雨の侵入を防いでいます。
表面の瓦がいくらきれいに並んでいても、この棟の土台(漆喰など)が経年劣化でひび割れたり隙間ができたりすると、そこから激しい雨が容赦なく侵入してしまうのです。
今回の雨漏りは、まさにこの隅棟から侵入した雨水が、瓦の下を伝って3階の天井へと漏れ出していたのが原因でした。
原因がはっきりと特定できたため、お客様には現在の状況を写真でお見せしながら、根本から雨漏りを止めるための修理プランをご提案させていただきました。
ご提案したのは、雨漏りの原因となっている隅棟を一度きれいに解体し、新しく頑丈に積み直す「7寸丸伏せ(ななすんまるぶせ)工事」です。
「7寸丸」とは、直径が約21センチメートル(7寸)ある、少し大きめの半円形の瓦のことです。
これを棟の頂部に伏せる(被せる)ことで、接合部の隙間を少なくし、雨風に対する防水性と耐久性を飛躍的に高めることができます。
ただ、ここで一つお客様にお伝えしなければならない重要な点がありました。
それは、現在この「銀黒色」の瓦がメーカーで生産終了となってしまっていることです。
そのため、新しく使用する7寸丸瓦は、既存の瓦と全く同じ色にすることができません。
できる限り馴染む色を選定いたしますが、仕上がりの色味が少し変わってしまう旨を正直にお伝えしました。
お客様は「大切な家がこれ以上傷まないように、雨漏りがしっかり止まるのが一番。色の違いは問題ないよ」と、私たちの誠実な説明に納得し、安心してくださいました。
今回のケースのように、ご子息様が独立されて空き部屋になったり、物置になっていたりするお部屋は、どうしても普段の意識から外れてしまいがちです。
天井の小さなシミに気づいたときには、すでに瓦の下で雨漏りが何ヶ月も進行していた、ということも少なくありません。
特に「過去にラバー工事をしたけれど、それ以来点検していない」「3階建てだから自分では絶対に屋根の上を見られない」という方は、ぜひ一度プロによる点検をおすすめします。
街の屋根やさん大阪門真店では、調査・お見積もりは無料で承っておりますので、「うちの屋根は大丈夫かしら?」と少しでも不安になられた交野市、門真市、近隣地域の皆様、どうぞお気軽にお問い合わせください。
大切なお住まいを長持ちさせるお手伝いを全力でさせていただきます!
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