2026.01.17
守口市にて彩色石綿スレート屋根(エタニット)の点検を行いました 今回は守口市のお客様よりご依頼をいただき、既存住宅の屋根点検を実施しました。外観上は比較的きれいに見える屋根でしたが、実際に詳しく確認すると、築年数相応の注意点や、将来的な工事を見据えて把握しておくべきポイントがいく…
今回の屋根材は「カラーベスト」と呼ばれるスレート系屋根材です。
表面の赤い色味から判断すると、過去に一度再塗装されているようでした。
しかし、屋根の先端部分や部材同士の取り合い部分では、塗装の色が変色してきている状態が確認できました。
これは、雨水が流れきらずに溜まりやすい箇所で、塗膜が先に劣化してしまうために起こります。
塗装は屋根を守る大切な役割がありますが、常に水分にさらされる部分から性能が落ちていくのが特徴です。
屋根には、飾りとしての役割を持つドーマ屋根が4か所設置されていました。
ドーマは外観をおしゃれに見せる反面、屋根と壁が交わる構造になるため、雨仕舞(雨水の処理)が非常に重要になります。
特にドーマ周辺は、屋根面・側面・板金が複雑に接するため、施工状態や経年劣化によってトラブルが起こりやすい部分です。
点検を進めると、北面にある2か所のドーマ側面のサイディング(外壁材)に剥離が見られました。
これは、カラーベスト屋根とサイディングが接している部分に十分な隙間がなく、雨水が切れずに残り続けてしまうことが原因と考えられます。
サイディングは水分を吸収しやすく、吸い込んだ水分が冬場に凍ると膨張します。
その結果、表面が押し出されて剥がれてしまいます。
これは瓦で起こる「凍て割れ」とほぼ同じ現象です。
さらに、ドーマ部分のカラーベストとサイディングの接地部分には苔の発生が確認できました。
苔は、常に湿った状態が続く場所に発生します。
つまりこれは、雨水が長時間滞留している証拠であり、将来的な劣化や雨漏りリスクを知らせる重要なサインでもあります。
屋根の上には、小型のソーラーパネルが設置されていました。
これは床下換気装置の電源用と思われますが、実はこのような設備は訪問販売で設置されるケースが非常に多いのが現状です。
また、こうした設備が付いていると、別の訪問販売業者から
「この家は話を聞いてもらえるかもしれない」
と狙われやすくなる傾向もあります。
床下換気装置自体の効果は限定的な場合が多いため、安易な設置は控える方が無難と言えるでしょう。
カラーベストの端部に割れも見られました。
割れ方から判断すると、再塗装工事の際に屋根の上を歩いたことで起きた「踏み割れ」の可能性が高い状態です。
カラーベストは薄く、強い力が一点にかかると割れやすい屋根材です。
適切な歩き方や養生を行わないと、このような破損が起こります。
今回の屋根は、洋風で美しい意匠を持つ一方、水分が溜まりやすい構造でもありました。
大きな不具合に発展する前に、状態を把握できたことは非常に良いタイミングだったと言えます。
屋根は、見た目がきれいでも内部で劣化が進んでいることがあります。
寝屋川市・門真市周辺で、
・カラーベスト屋根が気になる
・ドーマ付き屋根の劣化が心配
・過去に塗装したが状態が分からない
このようなお悩みがありましたら、
街の屋根やさん大阪門真店へお気軽にご相談ください。
点検だけでも大歓迎です。専門用語は使わず、分かりやすくご説明いたします。
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