2026.01.31
現地調査までの流れ 日本瓦の屋根において、漆喰(しっくい)は必ず存在し、最も定期的にメンテナンスを必要とする箇所でもあります。 屋根の「漆喰(しっくい)」とは、主に瓦屋根の棟(むね:屋根の頂上部分)の隙間を埋めるために使われる白い詰め物のことです。消石灰を主原料としており、日本の…
こんにちは!「街の屋根やさん大阪門真店」です。
城東区といえば、利便性が高く住宅が密集している地域も多いですよね。先日、城東区の狭小地に建つお客様宅にて、屋根の無料点検を実施いたしました。
今回点検した屋根材は、かつて一世を風靡したクボタ(現:ケイミュー)の「アーバニー」です。実はこの屋根材、独特の意匠性ゆえにメンテナンスには非常に注意が必要な代物。
点検の様子を詳しくレポートしますので、同じアーバニーの屋根にお住まいの方はぜひ参考にしてください。
アーバニーは、1980年代から90年代にかけて人気を博したスレート(セメントを薄く加工した屋根材)の一種です。
最大の特長は、その重厚感のあるデザインです。1枚の大きなパネルに深いスリット(溝)が入っており、屋根に葺くとまるで小さな天然石を1枚ずつ並べたような「小割感」が生まれます。
高級感が出るため、当時の注文住宅では非常に人気のあった屋根材ですが、現代のメンテナンス事情から見ると、いくつかの深刻な弱点を抱えています。
今回の点検でも、アーバニー特有の劣化症状が顕著に見られました。
アーバニーは、デザイン性を重視して深い切り込み(スリット)を入れているため、他のスレート材に比べて強度が極端に低いという特徴があります。
今回の現場でも、経年劣化によりもろくなった箇所が、強風や振動の影響で「横割れ」を起こしていました。中には、割れた破片がそのままズレ落ち、屋根の一部が欠損(欠けてなくなっている状態)している箇所もありました。
アーバニーの点検で最も気をつけなければならないのが、「どこで割れているか一見してわからない」ことです。
浮いている破片をうっかり踏んでしまうと、スケートボードのようにズルッと滑り、屋根からの転落事故に繋がりかねません。私たちプロの業者でも、アーバニーの上を歩くときは細心の注意を払います。DIYで確認しようとするのは、非常に危険ですので絶対におやめください。
屋根のてっぺんを覆っている金属の板を「棟包板金(むねづつみばんきん)」と呼びます。ここを固定している釘が、あちこちで浮き上がっていました。
「打ち込んだ釘がなぜ勝手に抜けるの?」と不思議に思うかもしれません。その原因は金属の熱膨張です。
日中の直射日光で板金が熱せられて膨張し、釘を一緒に押し出す。
夜間に冷えて板金が収縮するが、釘は元の位置に戻らない。
これを繰り返すことで、徐々に釘が抜けてきます。放置すると、台風などの強風で板金がバタついたり、最悪の場合は板金ごと飛散して近隣に迷惑をかける恐れがあります。
点検の結果、これ以上の塗装メンテナンスは強度の観点から難しいと判断し、ガルバリウム鋼板による「カバー工法」をご提案しました。
今の屋根を剥がさず、その上に新しい防水シートと軽量な金属屋根を重ねて被せる工事方法です。
メリット1:廃材が出ない 古い屋根を撤去しないため、処分費用を抑えられ、工期も短縮できます。
メリット2:断熱・遮音性の向上 屋根が二重構造になるため、お部屋の冷暖房効率がアップします。
メリット3:高耐久なガルバリウム アルミニウムと亜鉛の合金であるガルバリウム鋼板は、非常に錆びにくく、30年以上の耐久性が期待できます。
狭小地では、屋根材の撤去スペースを確保するのも一苦労ですが、カバー工法ならコンパクトに効率よく工事を進めることが可能です。
「うちの屋根、アーバニーかもしれない…」「最近、庭に屋根の破片が落ちていた」という方は、赤信号です。
屋根の劣化は、目に見える雨漏りが起きてからでは手遅れ(修理費が高額)になるケースがほとんどです。早めの点検が、大切なお家を長持ちさせる一番の近道です。
「街の屋根やさん大阪門真店」では、点検・お見積もりは完全無料!
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