雨といの重要性と各部名称を写真でご説明していきます
雨といの各部位の名称をご紹介致します。
雨といは屋根に降った雨水を地上まで排水する役割をもち、快適にお住いできる建物づくりに必要不可欠です。
雨といが無ければ2階・3階といった高所から屋根に降った雨水が大量に地面に叩きつけられることになります。
騒音のほかにも、地上の土を跳ねて壁が汚れてしまったり、軒天(のきてん)を傷めることもあります。
今回はそんな雨どいの各部の名称をご紹介したいと思います。
屋根面を下ったところに横方向に取り付けられている樋を横樋(軒樋ーのきどい)といいます。
屋根に降った雨水がここに集まるようになっています。
寄棟(よせむね)の場合すべての面につき、切妻(きりづま)屋根の場合2面に、片流れ屋根の場合は1面につきます。
建物に平行に取り付けられているのがたて樋です。スムーズに地上に向かって雨水を排水します。
横樋(軒樋)とたて樋をつなぐ部材をエルボと言います。
たて樋の軌道を変えたい時に、使用します。
赤丸をしているカクッと曲がっている部分です。
直角や広めにとれる角度のものもあります。
横樋(軒樋)だけでは、雨水の流れが止まってしまうので、たて樋に雨水を落とす落とし口を取り付けます。
赤丸箇所が集水器(しゅうすいき)いいます。
雨といはいろいろな部材でできています。樋は皆様のお住いを心地よく、また建物を美しく保つための必需品です。
屋根と違い地上からの目視でも確認できると思いますのでご覧になってください。
割れたり破損している場合は、専門の業者さんにみていただき的確な補修を行いましょう。
よろしければ、雨といについてこちらの記事もご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。街の屋根やさん大阪門真店
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