2025.11.21
お客様の家は連棟の長屋で数か月前にお隣さんが日本瓦を解体してカラーベスト屋根に葺き替え工事をしました。しばらくは異常がなかったのですが、何となく天井板を見るとたわんできているようになってきているが気にしていなかったみたいです。天井板はプリント合板なので顕著にシミはできにくいですが…
瓦を撤去して、瓦下の土まで撤去しました。瓦はまた使用しますので取り置いておきます。
この屋根が葺かれたのが、40年前以上ですので瓦下の下葺材も今のアスファルト系の下葺材でなく、
薄いビニール系の下葺材ですのでほとんど防水性は無いに等しいです。
瓦下の土が瓦下に入った水分を吸収してくれてたので、それ用の下葺材と言ってもいいでしょう。
新にゴムアスルーフィングを貼って行きます。
これだけでも防水性は格段に上がります。
軒先瓦を取付て行きます。工事前は軒先瓦を銅線で吊るという取付方でしたが、今回は桟木を打って釘で留め付けて行きます。
これで保持強度が上がります。

斜めの屋根部分の漆喰モリモリで堰き止めていた納まりから、瓦にスキマを取って、谷板金に雨水を落とし、軒先の樋まで雨水を流すようにしました。
これで、雨漏りも解決です。
工事費用は、既存の瓦を使用しておりますので20万円ぐらいの工事になります。
陶器和形瓦は耐用年数が高いので、40年経ってもまだ使用できます。
最近では陶器瓦は重いので、何かと葺替工事を進められますが、当店ではまだまだ使用できる場合は、無理に葺替工事をせずに現状の瓦を使用して補修などでできる
方法を提案させて頂きます。
雨漏りなどが無くても、屋根は経年によりズレや割れなどが出ている場合がありますので、
現状の屋根の状態を把握するためにも、屋根点検をお勧めします。
特に日本瓦は経験と知識が必要ですので、瓦職人が在籍し、経験豊富な
創業50年の瓦屋が運営する「街の屋根やさん大阪門真店」にお気軽にお問合せ下さい。
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