門真市で塀の目板瓦という塀などによく使われる瓦の補修工事を行いました。
2024.12.09
門真市のお客様の塀の瓦が割れているので補修して欲しいとのご依頼を受けまして、塀瓦の交換工事を行いました。塀に使用されている瓦は目板瓦といいまして、普通の波型形状の瓦でなく、真っすぐな平板の瓦になります。この目板瓦、昔は塀や、蔵などの庇などに葺かれていたのですが、今では珍しい瓦にな…
大東市で日本瓦の谷板金と棟の改修工事をしました。
瓦と瓦の間には屋根土が置いていてその厚みで写真にある薄いのし瓦の勾配をつけて雨水が流れるようにして行くとともに瓦同士を接着することも同時にしていく昔からある施工方法です。
最近では屋根土に代わり南蛮漆喰などが使われております。
南蛮漆喰は水をはじくとともに年数が経っても土と違い収縮しにくく瓦にくっつくとなかなか剥がれません。
日本瓦の寿命は約40年を過ぎたころから始まりますので今回の棟瓦は役目を終えました。
長い年月この家を雨漏りから守っていただきお疲れさまでした。
夏はゲリラ豪雨などの夕立がありますが、夕立前には辺りの空が変わってくるのが目に見えてわかりますからその辺は時間的に余裕があります。
そのしわ寄せが顕著に出るのが右袖瓦です。
外側に向かって瓦が出ているのが下から見てもわかるのであれば、それは瓦がずってきている証拠です。
屋根土は普通の土にわらなどを入れて時間をかけて寝かして腐らせていき粘度がある土になっています。
瓦には2点ステンレス製の瓦釘を使用して固定していきました。
本日の作業はここまでにしてブルーシート養生を再度確認、落下物の有無及び家の周りに落ちている屋根土などの清掃をして帰らせていただきました。
明日は谷板金の入れ替えと7寸丸伏せ工事をしていきます。
ありがとうございました。
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