2026.04.08
地瓦が整い、いよいよ「役物」の工程へ 連日進めてまいりました工事も中盤戦。まずは「平部(ひらぶ)」と呼ばれる、屋根の広い面に敷き詰める「地瓦(じがわ)」がきれいに葺き上がりました。 平部が美しく揃うと、屋根全体の輪郭が見えてきて壮観です。本日はここから、屋根の端や角に使用する特別…
まずは「平部(ひらぶ)」と呼ばれる、屋根の広い面の瓦をすべて葺き上げました。
ここからは屋根の頂点や角にあたる「棟(むね)」を作る工事に入ります。
棟は屋根の強度や雨漏り防止において最も重要な部分であり、職人の腕が最も試される場所でもあります。
昔の瓦屋根は、瓦を固定するために大量の「屋根土(やねつち)」を使っていました。
しかし、土は年月が経つと乾燥して痩せてしまい、瓦のズレや雨漏りの原因になることがあります。また、何トンもの重さが家にかかるという弱点もありました。
そこで今回の工事では、屋根土の代わりに「モルロック」という特殊な南蛮漆喰(なんばんしっくい)を使用しています。
棟の土台となる「のし瓦(平らな短冊状の瓦)」を積んでいく作業です。
ただ積めばいいというわけではありません。
雨水がスムーズに外へ流れるよう、一枚一枚「勾配(角度)」を微妙に調整しながら慎重に並べていきます。
この勾配が狂うと、見た目がガタガタになるだけでなく、棟の内部に水が浸入しやすくなります。
糸を張って水平とラインを確認しながら、丁寧に進めていきました。
今回の屋根は、関西地方で好まれる「京入母屋(きょういりもや)」という格式高い形式です。
特にこだわったのが「隅棟(すみむね)」の端っこの処理です。
専門的な言葉になりますが、今回は「利根丸(とねまる)の際(きわ)」で仕舞い(仕上げ)をしました。
通常よりも手間がかかる手法ですが、利根丸の形に合わせてピタッと瓦を収めることで、スッキリとしながらも重厚感のある、これぞ伝統建築という美しいラインが完成しました。
入母屋屋根は、その複雑な構造ゆえにメンテナンスには高度な技術が必要です。
「昔ながらの瓦屋根だから、どこに頼めばいいかわからない」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
街の屋根やさん大阪門真店はこうした伝統的な屋根から最新の金属屋根まで、幅広く対応しています。
「最近、屋根の漆喰が剥がれてきたかも…」
「雨漏りはしていないけれど、瓦のズレが気になる」
「大きな入母屋屋根を、軽量化して地震に備えたい」
そんな不安やご要望がございましたら、ぜひ一度私たちにご相談ください。
現地調査からお見積りまで、親身になって対応させていただきます。
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