2024.12.04
門真市の築50年以上の日本瓦屋根のお宅の屋根点検に行ってまいりました。こちらは日本の伝統的な入母屋屋根のこのお宅で、建てられてから1度も瓦を葺き替えたことがないとのことで、50年も経つと瓦も傷んでるだろうから、そろそろどんなものなのか点検して欲しいとのご依頼を頂きました。 重厚な…
東大阪市の昭和の戦前からあるお宅の屋根瓦のメンテナンスのご依頼を頂きました。普段は住んでおられないお宅なのですが、雨漏りを起こしている箇所がありその部分の補修工事と、その他棟瓦の補修や面戸漆喰の塗り替えが主な作業になります。
このお宅は瓦も古く、かなり小さい判で普通の56枚判より小さい60枚判のようです。
瓦は形状は同じでもサイズが多数あり、坪あたりの枚数で呼ばており、昔は大体関西では56枚判が主流、関東では53枚判、東北などでは48枚判などがよく葺かれており、それとは別に門、下屋根などのより小さい面に葺くために64枚判、60枚判、80枚判、100枚判などがあります。
今までもメンテナンスをされているみたいで、一部瓦の交換や谷板金の交換などが施されているようですが、葺かれてからは50年以上経っていると思われます。
雨漏りを起こしいるのは、室内の天井を確認したところ、この段差になっている部分から雨漏りを起こしているようです。
上の屋根と下の屋根は、屋根の勾配が変わっており、上の軒先瓦に下の桟瓦を突っ込んだ状態で、土などで固めたりしているようですが、下の屋根の勾配も緩いので雨が重ねり目に入っていって雨漏りを起こしているようです。
雨漏りの部分の瓦を外して確認をしていきます。この部分は約4mほどの長さなんですが、上の屋根の軒先瓦、下の屋根の瓦すべてを外し、下の土をすべて撤去して野地の確認、何か問題あれば野地の補修をして、下の段の瓦を葺き戻し、高耐候性防水シートを貼って隙間から侵入する雨水が入らないようにしてから、上の軒先瓦を葺き戻します。
今日は、この部分の確認のみで、まずは他の部分の工事から進め行きます。
今日は面戸漆喰の塗り替え工事の準備から進めていきます。まずは棟瓦の状態をチェックしております。
この後、既存の面戸漆喰をすべて剥がして、南蛮漆喰で下地塗りをしてから、屋根漆喰で本塗りをしていきます。
この屋根は形状が少し複雑ですので、棟の面戸塗り替えm数も150m以上になるので、雨漏り補修や、棟瓦補修と合わせて工期は約15日間を見込んでおります。
屋根工事としては長期間ですが、このような古い屋根瓦のメンテナンスは人数が多数きてバタバタやっても仕上がりにムラができてしまうので、同じ職方に根気強く工事を行って頂きます。
今日から事故のないように頑張って行きます!
軽量瓦が好まれる昨今ですが、和瓦は長く持つものですので、メンテナスをしっかりとしてあげれば50年以上大丈夫ですので、まだまだ瓦屋根がいいと思われましたら、
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