棟瓦の葺き替え工事『丸伏せ工法」には7寸丸瓦を使用します
屋根面の合わさる山折りになっている箇所である棟(むね)に、7寸丸瓦という大きな半丸の瓦を被せる方法を、丸伏せ工法といいます。
のし瓦を積むことも無く鬼瓦を使用しないので、費用が削減できるうえに、工期もその分短縮されます。屋根の軽量化にもなるので耐震をお考えの方にもお勧めさせて頂いている工事です。
既存の棟瓦を解体・撤去したら、
棟際の瓦をズレを整えます。割れている瓦があれば新しいもので差し替えました。瓦は焼き物ですので、新しい瓦は廻りと少し色が変わってしまっていますが、同じ瓦を使用しています。次に、強力棟金具(きょうりょくむねかなぐ)を取り付けます。この強力棟金具がしっかり固定しなければ棟が不安定になってしまうので非常に重要な作業になります。この棟金具は高さ調整も可能です。
垂木(たるき)という木材をを設置します。
そのまわりに、白く見えている、なんばんを盛ります。今まで使用していた屋根土の代用ですが、年数が経っても風化がしにくい材料です。黒色もありますが、一般的に白色が使用されていることが多いです。
この上から、7寸丸瓦を被せていきます!
7寸丸瓦をビスでしっかり固定していきますので強風が吹いて大丈夫でしょう。
ビス頭にはパッキンがついていますので雨水が浸入を妨げます。
この半丸の瓦には他にも5寸丸・6寸丸とサイズが違うものもあります。
大棟(おおむね)と隅棟(すみむね)の接点は三つ又の一体物となっているため安心です♪
大棟・・屋根の一番高い、水平に通っている棟
隅棟・・大棟から斜め方向に降っている棟
以前ほどの迫力はなくなりましたが、すっきりスマートな棟に仕上がりました!棟の崩れ・飛散の心配がなくなりました。
棟は、屋根で最も重要な箇所だけに、雨漏りの原因になっている場合が多いです。
原因が棟瓦であれば、棟の積み替えで雨漏りが直るケースもございます。
雨漏りでお困りの方、しばらく屋根の点検やメンテナンスをして無い方は、
無料点検を受けてみてはいかがでしょうか?弊社では瓦屋根診断技士も在籍しておりますのでお気軽にご相談ください
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