棟板金(むねばんきん)の取り替え工事とは?過去の事例などご紹介いたします
屋根面が合わさって山状になっている部分に被せている板金を棟板金といいます。
棟はお住いの上部にあるので風を受けやすく、
台風などの強風でめくれたり飛散・落下する被害が多くあります。
近隣の建物や、通行人に当たる可能性もありかなり危険です。
事故が起きてしまう前に、定期的な点検とメンテナンスを行うことが大切です。
実際に棟板金の工事が必要になっていたケースをご紹介いたします。
棟板金を固定している鉄くぎが浮いている。
経年で、板金の下に取り付けている貫板(ぬきいた)という木材が収縮し、板金を固定している釘を押し出しこのように浮いてきます。浮いた釘を上から打ちなおしても貫板が劣化しているのであまり意味はありません。
棟板金がめくれ上がっていたり、はがれている状態です。
棟板金を固定している鉄くぎが取れてしまい、強風で棟の板金が剥がれていました。
飛散まではしていませんが今にも飛んでいきそうな状態です。棟は屋根で一番大切な箇所と言っても過言ではないです。
ここまでくると早急に工事をする必要があります。
棟板金が飛んで無くなっていました。
お住いの周りに落ちているのを見つけて気づかれる方や、板金の行方は分からないまま近隣の方に指摘され棟板金が無くなっていることに気づかれる方もいらっしゃいます。
屋根の上は普段気にすることがないので当然のような気もしますが、何かあってからでは遅いので早めの対策を心がけましょう。
棟板金には、換気棟というものもあり、屋根にこもる湿気や夏の暑さを喚起してくれる役割があります。
スレート屋根、板金屋根はもちろん、瓦屋根にもございますのでお考えの方はご相談ください。
換気棟について詳しくはこちらをご覧ください。
①まずは既存の棟板金を解体していきます。
②棟板金を固定していた木材も傷んでおりますので取り替えるので解体します。
③スレート瓦の場合、棟際の瓦が割れている可能性がありますので同色系で取り替えます。
④棟板金を取り付ける木をビスで固定します。
⑤棟板金同士の取り合い部分はコーキングし、雨水の侵入を防ぎます。
⑥最後に棟板金をビスで固定し、完成です!!
棟板金の取り替え工事ですと、約1日で仕上がります。(他の部分で補修などがある場合は別途かかります)
今年は例年に比べ台風による屋根材の飛散・落下がたくさんございました。
お住いは1年365日毎日私たちを雨風・強風から守ってくれています。
経年劣化していくのは当然ですので、定期的にお手入れをしてあげてください。
街の屋根やさん大阪門真店
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