寝屋川市　重量のある日本瓦から洋風のフレンチ瓦に葺き替え工事を行いました。

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施工事例
寝屋川市　重量のある日本瓦から洋風のフレンチ瓦に葺き替え工事を行いました。

工事のきっかけ

近年各地で地震が頻発しており、携帯電話にも地震情報が度々通知されます。また台風も地球温暖化の影響を受け日本には来ないですが、11月になっても台風がフィリピン近海で発生しています。
お客様の現在の屋根材は日本瓦葺きでした。瓦の下には葺き土が敷いており屋根にかかる重量はかなりの重さになります。
お客様の要望は軽くて飛ばない瓦とのことでしたが最近の屋根材はほぼ防災瓦になっておりお客様の心配は解消されます。
金属屋根は敬遠されましたので少し重厚感がある富士スレートのエアルーフフレンチ瓦で葺き替え工事することになりました。

寝屋川市屋根葺き替え,谷板金修理,台風,地震

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根葺き替え,谷板金修理,台風,地震

施工期間: 5日

使用材料: エアルーフフレンチ

築年数: 約45年

保証年数: 10年

工事費用: 150万円

建坪: 18坪

葺かれてから40年近くの陶器和形瓦から、フジフレート製のエアルーフ・フレンチ瓦に葺替工事をさせて頂きました。

日本瓦（和瓦）とエアルーフ・フレンチの重量を比較すると、エアルーフ・フレンチの方が遥かに軽量です。1平方メートルあたりの重量で、日本瓦は約50～60kgであるのに対し、エアルーフ・フレンチは約30kgと、約半分程度の重さになります。

重量比較

1平方メートルあたりの標準的な重量は以下の通りです。

屋根材	1平方メートルあたりの重量
日本瓦（和瓦・陶器瓦）	約50kg～60kg
エアルーフ・フレンチ	約30kg

詳細

日本瓦: 粘土を焼成した陶器製で、強度を保つためにある程度の厚みと重さが必要となります。1枚あたり約2.6kg～3kg弱の製品が多く、1平方メートルあたり約16枚葺くため、総重量が重くなります。
エアルーフ・フレンチ: 無機質基材に高分子樹脂繊維や軽量骨材などをハイブリッド化した軽量瓦（セメント系屋根材）です。従来の陶器瓦に比べて約40%の軽量化を実現しており、1平方メートルあたりの重量は約30kgです。

ですので、かなりの軽量化が図れますので、お客様のご要望にも合致した瓦と言える訳です。

では、工事の内容をご覧下さい。

まず初めに既存の日本瓦を解体していきます。
瓦の下には写真のように葺き土があり、かなりの重量になります。
瓦を解体した後、下地の構造用合板を貼っていきます。近年の瓦は葺き土の代わりに釘やビスで瓦を固定していきますので、下地工事が必須です。
雨樋が無い面には新しくガルバリウム鋼板の谷板金の工事とかも必要です。