2026.01.22
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長年所有されている建物で、日本瓦(イブシ和瓦)が葺かれた屋根から雨漏りが発生し、応急的にシートを掛けて凌いでいる状態とのことでした。
「今後も賃貸として使っていくため、できるだけコストを抑えつつ、屋根は軽くしたい」
そんなご要望から、軽量かつ耐久性に優れたシングル材『リッジウェイ』を採用した葺替工事をご提案しました。





既存の屋根は、葺かれてから約50年近く経過したイブシ和瓦葺。
瓦のズレや割れが多数見られ、特に棟瓦(屋根の一番高い部分)から雨水が侵入し、雨漏りを起こしていました。
すでにオーナー様ご自身でシートを掛けて応急処置をされていましたが、
このままでは根本的な解決にはならず、下地の劣化も進行してしまう状態でした。
葺替工事の第一工程は、既存のイブシ和瓦と、その下にある葺土(ふきつち)の撤去です。
葺土とは、昔の和瓦屋根で瓦を安定させるために使われていた土のことです。
この土を撤去する作業は、機械では行えません。
ホウキとチリトリを使い、すべて手作業で取り除くため、非常に手間のかかる工程になります。
土を撤去すると現れるのが、昔の和形屋根特有の下地です。
当時は、垂木(たるき)に隙間を空けてバラ板を留め付ける「荒い野地」が主流でした。
土葺工法では、瓦を釘で固定しないため、
このような荒い野地でも問題なく施工ができていたのです。
しかし、今回使用する屋根材は現代の屋根材。
このままでは新しい屋根は葺けません。
シングル系屋根材の「リッジウェイ」は、
すべて釘で固定する工法となるため、合板野地(ごうはんのじ)が必須です。
そこで、既存のバラ板野地の上に新たに垂木を流し、
その上から構造用合板をしっかりと留め付け、新しい野地を作成していきます。
この工程により、屋根全体の強度が均一になり、
釘留めする屋根材を確実に固定できる下地が完成します。
新しい野地が完成したら、次に行うのが下葺材(したぶきざい)の施工です。
今回は、アスファルトルーフィングを全面に貼っていきます。
ルーフィングとは、
万が一、屋根材の隙間から雨水が入っても、建物内部へ侵入させないための防水シートです。
屋根材は“第一防水”、
ルーフィングは“第二防水”とも言われ、
実は雨漏りを防ぐ上で非常に重要な役割を担っています。
いよいよ屋根材本体の施工です。
リッジウェイ本体を屋根上へ荷揚げし、エアガンを使用して一枚一枚釘留めしていきます。
リッジウェイは、
・アスファルト基材で柔軟性が高い
・軽量で建物への負担が少ない
・表面に石粒が施され、意匠性と耐久性を両立
といった特徴を持つ、コストパフォーマンスに優れた屋根材です。
賃貸住宅の葺替にも非常に相性の良い屋根材と言えます。
こうして、
重たい和形瓦屋根から、軽量なシングル材「リッジウェイ」への葺替工事が無事に完了しました。
屋根を軽くすることで、
・建物への負担が減る
・地震時の揺れを抑えやすい
・将来的なメンテナンスコストを抑えられる
といったメリットがあります。
特に賃貸住宅を長く運用されるオーナー様にとって、
「屋根の軽量化」は大きな安心材料となります。
雨漏りは、放置すればするほど被害が広がります。
「まだ大丈夫」と思っていても、見えない部分で劣化が進んでいるケースは少なくありません。
門真市・守口市周辺で、
・古い瓦屋根が気になっている
・雨漏りをきっかけに葺替を検討している
・賃貸住宅の屋根を軽くしたい
このようなお悩みがあれば、街の屋根やさん大阪門真店へぜひ一度ご相談ください。
現地調査から最適なご提案まで、分かりやすくご説明いたします。
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