2026.04.18
街の屋根屋さん大阪門真店のブログをご覧いただきありがとうございます。 今回は、大阪市鶴見区のお客様より「2階の天井に雨染みができている」というご相談をいただき、現地調査に伺った際の様子を詳しくレポートします。 屋根の上には意外な雨漏りの原因が隠れていることがあります。同じような状…

普通の雨では気にならないが、強い雨が降れば天井にシミが浮き出てくる・・・
と言った連絡を頂き、現地に調査に伺いました。
立派ないぶし瓦の大きな家でしたが、全ての屋根を新しくするには高額になるため今回は雨漏りをしている近辺のみの工事を提案させていただき工事を実施しました。





まず現地調査にお伺いしたところ、枚方市の立派な和風住宅に使用されていたのは「いぶし瓦」。粘土を焼いて表面に銀色の膜を張らせた、日本の伝統的な瓦です。
一見すると瓦自体に割れは少なかったのですが、雨漏りしている箇所の瓦をめくってみると、瓦の下に敷き詰められた「屋根土(やねつち)」が湿ってドロドロになっていました。昔の瓦屋根は、この土の粘着力と重みで瓦を固定する「土葺き(つちぶき)工法」が主流でしたが、長い年月を経て土が痩せたり雨水が浸入したりすると、防水機能を果たせなくなってしまいます。
瓦と瓦の重なった間に長年のホコリ等が溜まって雨水を吸い上げていく毛細管現象も雨漏りの原因の一つだと考えられます。
工事の第一歩は、雨漏り箇所の瓦を一度取り外すことから始まります。
同時に、雨漏りの原因となっていた古い屋根土もすべて撤去します。
長年蓄積された土はかなりの重量があり、これを処分することで屋根の軽量化にもつながります。土をきれいに取り除き、屋根のベースとなる板(野地板)が見える状態まで清掃を行いました。
古い土を取り除いた後は、新しい防水シートを張っていきます。
今回使用したのは「ゴムアスルーフィング」という素材です。
これを隙間なく敷き詰めることで、今後数十年にわたって雨漏りから家を守る強力なバリアが完成します。
次に、瓦を戻すための準備に入ります。ここで重要なのが「土留(どどめ)の桟木(さんぎ)」の設置です。
今回は、工事を行わない周囲の箇所との高さを合わせる必要がありました。周囲は「土葺き」で土が厚く盛られているため、新しい箇所だけ土を使わない「桟かけ工法(木に引っ掛ける方法)」にすると、そこだけ屋根が凹んでしまいます。
そこで、今回も「土葺き」で施工することにしましたが、「土がずり落ちない工夫」を防水シートの上に細い木材(桟木)をしっかり固定し、それがストッパーの役割を果たすことで、地震や経年劣化で土が下がってくるのを防ぎます。
周囲の瓦の下にはたっぷりと土が入っているため、境目が不自然にならないよう、熟練の職人が土の量を絶妙に調整しながら葺き戻していきます。
「新しい工法の方が良いのでは?」と思われるかもしれませんが、リフォームにおいて最も大切なのは「家全体のバランス」です。
一部だけ工法を変えて段差ができると、そこから新たな雨漏りを招くリスクもあります。
既存の状態に合わせつつ、中身(防水シートや土留め)だけを最新の基準にアップデートするのが、長持ちさせる秘訣です。
工事完了後、お客様からは「一部分だけの工事で雨漏りが止まって本当に安心した」
「丁寧に説明してくれたので、納得して任せられた」と嬉しいお言葉をいただきました。
屋根の修理は、必ずしも「全面葺き替え」が必要なわけではありません。
そんな思いをお持ちの方は、ぜひ一度寝屋川市の街の屋根やさん大阪門真店にご相談ください。現地調査からお見積もりまで、誠実に対応させていただきます。
あなたの家を、次の世代まで守るお手伝いをさせてください。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん大阪門真店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2026 街の屋根やさん All Rights Reserved.