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梅雨の長雨ですが、門真市で塩焼和形瓦屋根の調査を行いました。


いよいよ大阪も梅雨に入りまして、鬱陶しい季節になってまいりました。屋根工事の捗らなくなり、また湿度上昇による体感温度の上昇!屋根屋には、厳しい時期です。
今日は朝から雨でしたが、門真市の方の屋根の調査を行ってまいりました。
台風で被害が出たので見て欲しいということで、なかなか日程の調整がつかず、本日と決めて、変更するとまたかなり先になってしまうので、本日決行となりました。
しかし、濡れた瓦の上はやはり危険なので、外回りからと、梯子を掛けて軒先部分からの目視で屋根の調査を行いました。
棟のノシ瓦の経年で一枚一枚が反ってますね。
台風に世よる被害があるとのことでしたが、台風の被害の場合、棟瓦などに飛散はなく見られるのですが、飛散などはないようです。経年によるノシ瓦等の反りなどは見られますが、大きな問題はありません。
和瓦の表面が剥がれるように割れています。
桟瓦の表面が剥がれて割れていますね。これは凍て割れだと思われます。凍て割れとは、冬場に雨などで吸水した水分が凍結包丁して表面を割ってしまう現象で、古い瓦やこの塩焼き瓦に多く見られます。

凍てて瓦が割れるを凍害といいます。
桟瓦の端部が縦に割れています。過去に割れてその上からコーキングをして補修をしてますが、この凍て割れは毎年進行するので、その部分をコーキングなどで接着しても、こんどはその横から割れてきてしまうのです。
凍てて端部がわれてきています。
これも同じような状態ですよね。コーキングで接着したその下から瓦ごと剥がれてきてしまっています。
この瓦は、塩焼瓦といいまして、兵庫県などでよく生産されていたのですが、焼成時に塩を混入させ化学反応でガラス被膜をが表面を覆うので、防水性があがるということで昔から造られていたのですが、30年前ごろには生産されなくなりました。
塩焼瓦は低温で焼成するため、経年にる劣化に伴う吸水率が高く、冬季には凍て割れを起こすことがおおいのです。
今残っている瓦の家も、だいたい40年近く経っているので、瓦としては寿命と考えます。
この家も、台風での被害かと考えておりましたが、凍て割れによる剥がれだということが判明しました。

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