2026.05.10
入母屋屋根の「降り棟」が抱える宿命とは? 日本の伝統的な建築様式である「入母屋(いりもや)」屋根。その美しさを引き立てるのが、四方の角に向かって流れる「降り棟(くだりむね)」です。しかし、この降り棟には構造上の宿命があります。 常に斜め下向きの重力が加わっているため、先端にある「…
「最近、天井にシミができてきた…」「雨が降るたびに屋根のことが心配になる」 そんなお悩みをお持ちだった寝屋川市のお客様より、雨漏り修理のご相談をいただきました。
私たち「街の屋根やさん大阪門真店」が現地へ駆けつけ調査を行ったところ、原因は「漆喰(しっくい)のはがれ」と「瓦のズレ」にあることが分かりました。一見、小さな隙間に見えるかもしれませんが、屋根にとっては非常に深刻な状態です。今回は、実際に行った補修工事の様子を詳しくお届けします。
まず着手したのは、屋根の頂上部分(棟:むね)にある漆喰の補修です。
半月型の黄色い矢印部分が漆喰の部分です。
お客様の棟の漆喰は、ポロポロと剥がれていました。屋根土は瓦を固定するクッションの役割も果たしていますが、水に弱いため、漆喰がなくなると雨水を吸って泥のように流れ出してしまいます。
作業では古い漆喰を一度すべて取り除き、屋根土を新しく詰め直し、土台をしっかり作り上げます。
土台が整ったら、新しい漆喰を隙間なく丁寧に塗り固め詰めていきます。
屋根の棟(むね)と瓦の間の隙間を埋め、瓦の下にある屋根の葺き土を雨風から守り、瓦と瓦を吸着させる目的で漆喰が塗られています。
右の写真は漆喰がきれいに仕上がった状態です。
次に、雨漏りの直接的な原因となっていた瓦のズレを直していきます。
こちらの屋根は、過去にコーキング材(接着剤のような補修材)で瓦がガチガチに固定されており、無理に動かすと瓦を割ってしまう恐れがありました。そこで今回は、ズレて隙間が空いた部分に「銅板(どうばん)」を差し込む工法を採用しました。
耐久性の高い銅板を差し込むことで、瓦を無理に剥がすことなく、雨水が建物内部に入るのを確実に防ぎます。
お客様にもご説明をさせていただき、ご了承をいただきました。
銅板はそのままだとピカピカと光り、いぶし瓦の落ち着いた雰囲気の中で浮いてしまいます。そこで、瓦の色に馴染む専用の塗料で塗装を施しました。見た目にも配慮するのがプロの仕事です。
また、どうしてもズレが大きく、銅板だけでは対応できない箇所については、現地の瓦に合わせて加工した新しい瓦へと差し替えを行いました。瓦を一枚ずつミリ単位で切断し、隙間なくフィットさせる調整は、屋根専門店ならではの技術です。
これですべての補修工程が完了しました!
剥がれかけていた漆喰は真っ白に蘇り、瓦の隙間もしっかりと塞がれました。
瓦のズレも銅板と瓦の差し替え・調整で固定出来ました。
これで、激しい雨の日でも安心してお過ごしいただけることと確信しております。
ありがとうございました
屋根の漆喰は、瓦と違って耐用年数は短いため、定期的なメンテナンスをお願いしたいです
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