2024.12.04
門真市の築50年以上の日本瓦屋根のお宅の屋根点検に行ってまいりました。こちらは日本の伝統的な入母屋屋根のこのお宅で、建てられてから1度も瓦を葺き替えたことがないとのことで、50年も経つと瓦も傷んでるだろうから、そろそろどんなものなのか点検して欲しいとのご依頼を頂きました。 重厚な…
守口市の築40年以上経過した住宅で、最近地震などが多く、家が老朽化してきたことで、お客様が屋根の重さに不安を感じられてるとのことで、お問合せ頂きまして、シングル系
軽量屋根材の「リッジウェイ」
をお勧めさせて頂いたところ、工事のご契約を頂きまして葺替工事を行うこととなりました。
参考までに
日本瓦(土葺)1坪あたり240kg
リッジウェイ(下地合板工事分重量含む) 1坪当たり約50kg
ですので、かなりの軽量化になります。
屋根は軽量化すると、耐震の数値があがるので効果的であると言えます。
施工前です。40年ほど前によく葺かれた日本瓦の「青緑」(セイロク)という色になります。この当時、青い瓦は文化
的でモダンだということで、流行ってよく葺かれておりました。深みのある青で、私はこの色が大好きで、現在の新築瓦などに採用されてもいいのになぁ、なんて思うのですが、しかし40年も経っておりますと瓦もズレなどを起こしてきており、今後の事を考えるとメンテナンスを行う時期に来ていたのかと思われます。
板を隙間を開けながら垂木に打っていく
バラ板野地がほとんどでした。野地板に釘で屋根材を留める必用がないし、屋根面に土を乗せるので、その土で調湿などを行う為に、野地にお隙間が必要だったと思われます。しかし、現在の屋根材は全枚釘止めですので、このバラ板野地のままでは施工できませんので、このバラ板野地の上に合板で新たに野地を作成してやる必要がありますので、現在のバラ板野地の上から、垂木に角材を打ち付けて行き、この上から合板を打ち付けて行きます。
見ていると新築の屋根のようですね。。
シングル系なので非常に柔軟な素材で
軽量で施工性も良い屋根材です。生産はアメリカ、カナダの製品で、実績も長く見た目もランダムカット調にしてあり、陰影ができるように塗装などもされており、見た目もカッコイイ屋根材です。
はガルバリウム鋼板で仕舞をします。加工しながら取り付けていくのですが、
繋ぎ目には雨の逆流を防ぎ、鋼板同士を接着させるために、二重コーキングを行います。まぁ、当たり前のことなんですが。。
あっという間に、完成です!
色もマダラなテラコッタ調の仕上がりで、前のイメージとガラっと変わりましたね。
棟違い部分の壁際のすき間も、下地をして鋼板でカバーしたのでキレイに仕上がりました。
屋根の大きさは65㎡程度、工事期間は4日間でした。
費用は、150万円(足場含む)となっております。
耐震改修に屋根葺替工事の効果的で、耐震診断でも屋根を軽量化することで耐震数値かかなり良くなります。
一旦、事が起きてからでは工事が集中してかなりの期間お待たせしてしまうことが、
数年前の地震、台風で起こりましたので、転ばぬ先の杖ではないですが、屋根のメンテナンスは早めに行った方が宜しいかと思います。
是非、屋根のプロ集団がいる、「街の屋根やさん大阪門真店」にお気軽にお問合せ下さい!
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