2026.04.28
こんにちは!街の屋根やさん大阪門真店です。。 今回はお隣、門真市のお客様より「屋根の漆喰(しっくい)が剥がれてきている気がする」とご相談をいただき、メンテナンスに伺いました。屋根は普段なかなか見えない場所。だからこそ、私たち専門家がしっかりとした目線でチェックし、長く安心して住み…
今回、寝屋川市にお住まいのお客様より「近所で屋根工事をしている業者から、屋根が傷んでいると指摘された」「自分でも下から見上げた時に、屋根の色あせや汚れが気になっていた」というご相談をいただき、現地調査に伺いました。
築年数が経過すると、どうしても屋根のメンテナンス時期がやってきます。特にお客様が気にされていたのは、屋根の表面に見える奇妙な縞模様や、金属部分の目立つサビでした。雨漏りはまだしていないとのことでしたが、屋根は雨漏りしてからでは修理費用が跳ね上がってしまいます。
私たち街の屋根やさん大阪門真店では、現状を正しく把握し、あと何年この家に住み続けたいかというお客様のライフプランに合わせた最適な提案を心がけています。それでは、実際の調査の様子を詳しく見ていきましょう。
今回調査したお宅の屋根は「片棟」という形状でした。片棟とは、一方向だけに傾斜がついた屋根のことで、スッキリとしたモダンな印象を与えます。屋根材には「カラーベスト」が使用されていました。カラーベストとは、セメントを薄い板状に加工した屋根材で、現在日本の住宅で最も普及しているもののひとつです。
屋根に登ってまず目に飛び込んできたのは、表面の著しい劣化です。全体的に「チョーキング現象」が起きていました。これは、塗装の膜が紫外線によって分解され、指で触ると白い粉がつく状態のことです。つまり、屋根を保護するバリア機能が完全に失われている証拠です。
ここで気になるのが、屋根表面に見える縦方向の縞模様です。この原因は、長年の雨水の通り道に沿って汚れやコケが蓄積したこと、そして水分が停滞しやすい箇所にだけカビが発生したことにあります。本来、撥水性が保たれていれば雨水はスムーズに流れますが、防水性が切れたカラーベストは水を吸い込んでしまうため、このような独特の汚れが定着してしまうのです。
次に、屋根と壁が接する「降り壁」付近を細かくチェックしました。ここで大きな問題が見つかりました。「雨押え板金」と呼ばれる、雨水の侵入を防ぐための金属カバーが設置されておらず、カラーベスト本体が直接壁にめり込んでいる状態だったのです。
「雨仕舞(あまじまい)」という言葉をご存知でしょうか。これは、屋根に降った雨水をいかに効率よく外へ逃がし、家の中へ入れないようにするかという仕組みのことです。
今回のように、屋根材が直接壁に差し込まれている構造は、雨仕舞の観点から見ると非常に危険です。雨水が壁を伝って屋根の裏側に入り込みやすく、内部の腐食を招く原因となります。
ただし、カラーベストの重なり目から大きな金属板が露出しているのが確認できました。これはおそらく、本来は壁の中に隠して設置するはずの「捨て板金」を、後付けや代用として施工したのではないかと推測されます。本来あるべき姿ではありませんが、なんとか雨水の侵入を食い止めようとした苦労の跡が見て取れました。
屋根の端や頂上部分には、必ず金属のパーツが使われています。今回の調査では、これらの鉄部すべてに深刻なサビが発生していました。
まずは「ケラバ板金」です。ケラバとは、屋根の端(雨樋がついていない側の斜めの部分)を指します。ここの板金が錆びると、強風時に剥がれやすくなったり、隙間から雨水が浸入したりします。
続いて、屋根の頂上部分である「片棟板金」と、軒先側の壁際にある「桁壁の雨押え板金」にもサビが広がっていました。金属は錆びると穴が開きます。たとえ小さな穴であっても、そこから吸い込まれた水は屋根の土台である木材を腐らせてしまうため、決して放置してはいけないサインです。
さらに調査を進めると、構造的なダメージも見つかりました。一段下がった場所にある片棟板金が壁に入り込んでいる箇所があるのですが、その周辺の壁に大きなひび割れが生じていたのです。
金属は気温の変化でわずかに伸縮します。その動きに壁が耐えられなくなったのか、あるいは内部の湿気によって壁材が脆くなったのか、いずれにせよこの亀裂は雨漏りの直通ルートになりかねません。
また、屋根の側面にある「破風板」の劣化も深刻でした。破風板は、屋根の下に風が吹き込むのを防ぐ重要な役割を持っていますが、一部が腐って朽ち始めている状態です。木材がボロボロになってしまうと、もはや塗装では直せません。この場合は、上から新しい金属板を被せる「板金巻き」などの補強工事が必須となります。
今回の現地調査の結果、こちらのカラーベスト屋根はすでに塗装によるメンテナンスの限界を超え、いわゆる「寿命」を迎えていると判断しました。表面の劣化だけでなく、板金類のサビや壁の亀裂、破風板の腐食といった複合的な問題が発生しているためです。
そこで私たちが自信を持っておすすめするのが、ガルバリウム鋼板を使用した「カバー工法」です。カバー工法とは、今の古い屋根を剥がさずに、その上から新しい防水シートと軽量な金属屋根を重ねて葺く工事方法です。
ガルバリウム鋼板は非常に耐久性が高く、サビにも強いため、今回のような厳しい状況の屋根をリセットするには最適の素材です。また、古い屋根を撤去しないため、廃材が出る費用を抑えられ、工事期間も短縮できるという大きなメリットがあります。
屋根は普段なかなか見ることができない場所だからこそ、気づいた時には手遅れになっていることも少なくありません。今回ご紹介した寝屋川市のお宅のように、専門家が詳しく調査することで、隠れたリスクをすべて洗い出すことができます。
街の屋根やさん大阪門真店では、無理な営業は一切いたしません。まずは現状を知っていただき、お客様にとって何が最善かを一緒に考えさせていただきます。
もし、ご自宅の屋根に「縞模様」が見えたり、金属部分に「赤茶色のサビ」を見つけたりしたら、それは屋根からのSOSかもしれません。ぜひ一度、お気軽に無料点検をご活用ください。地元の屋根専門店として、心を込めて対応させていただきます。
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