2025.10.02
現地調査時の写真になります。経年劣化により変色・ひずみが全体的に見受けられました。台風の時期とも重なっておりますので、このまま放置してしまうと飛散してしまう恐れのある状態でした。反対側のベランダも同様に劣化していた為、2ヵ所張り替えでのご提案をさせて頂きました。 施工開始です。ま…
駆除業者はこの玄関部分の庇屋根の軒先漆喰が剥がれているのを見て、漆喰が剥がれている部分から入ったのではないかという事でしたが、漆喰は土が見えないように塗る化粧みたいなものなので、これが剥がれても、その下には土があるのでスキマがある訳ではないので、この部分から入るのは難しいと思います。
ただ、漆喰が剥がれていると、中の土が雨で浸食されていくので、塗り替えなどの補修工事が必要になります。
駆除業者は、屋根上に転がった隅棟から剥がれた漆喰をみて、庇屋根の軒先の漆喰と混同して、左の写真の軒先部分から入ったのではないかとの推測だったそうです。
3階屋根の軒先部分を確認すると、右側の写真ですが、ちょっとアップ過ぎてわかりにくい写真で申し訳ないのですが、軒先は瓦の形状に壁から、同じセメントで塗り固める工法で塗らており、
剥がれたりすることはなく、瓦の波形状にスキマなく塗られてるので、ここから小動物が入るのは難しいと思われます。
小動物が一番侵入しやすいのは、下屋根などの壁との取り合い部分!
壁際の板金と瓦の間にスキマが開いてますよね。
写真は玄関上の2階部分にある屋根の壁際の写真です。
ここならば、鼠などの小さな小動物は入れますし、この奥がバラ板仕舞であれば建物に侵入できるスキマがあるので、可能性は高いと思われます。
と、だいたい小動物の侵入ルートは特定できました。
折角の屋根点検ですから、現状の屋根の状態も確認して行きたいと思います。
全体的に見ますと、釉薬の和形瓦が葺かれており、建てた時から替えてないとのことなので40年程経っているようです。
平部の瓦は、ズレもなくそこまで悪くないのですが、棟部分はやはり面戸漆喰の剥がれや、棟際取り合いの漆喰の劣化など、経年劣化の部分が多く見られました。
きっかけは、小動物が家内に侵入したことから屋根に繋がった訳ですが、キチンと説明させて頂き、小動物の侵入可能性部分の事、
そして、屋根のメンテナンスが必要な事をご説明させて頂きました。
そうすると、屋根にも関心を持って頂き、屋根葺替工事、樋交換工事の御見積のご依頼を頂きました。
ありがとうございます。
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