2026.01.16
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今回は守口市のお客様よりご依頼をいただき、既存住宅の屋根点検を実施しました。
外観上は比較的きれいに見える屋根でしたが、実際に詳しく確認すると、築年数相応の注意点や、将来的な工事を見据えて把握しておくべきポイントがいくつも見つかりました。
この記事では、実際の点検内容をもとに、同じような屋根をお持ちの方にも参考になるよう、わかりやすく解説していきます。
スレート系屋根材といえば、一般的には
・クボタ系の「カラーベスト」
・松下電工系の「フルベスト」
を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし今回の屋根材は、それらとは異なり、日本エタニット社製の彩色石綿スレート瓦でした。
この屋根材は現在すでに廃板となっており、新しく同じ材料での差し替えはできません。
※石綿(アスベスト)とは、かつて耐久性や耐火性に優れているとして使われていた素材で、現在は健康被害の観点から製造・使用が禁止されています。
屋根表面を見ると、過去に再塗装が行われているようで、塗膜(塗料の膜)は極端に褪せてはいませんでした。
一見すると「まだ大丈夫そう」に見える状態です。
しかし、屋根材そのものは30年以上が経過していると考えられます。
スレート屋根は、塗装で見た目を保つことはできますが、内部の劣化までは止められません。
そのため、今後は
・割れ
・欠け
・表面の剥離
などが起きていないか、定期的な観察が必要な屋根だと言えます。
2階屋根部分では、後付けされたアルミ製バルコニー屋根が、屋根面に密着する形で設置されていました。
隙間がほとんど無く、通常の屋根工事を行うことができない状態です。
この場合、将来的に屋根の葺き替え(屋根材をすべて撤去して新しくする工事)を行う際には、
一度バルコニー屋根を撤去する必要があります。
事前にこうした制約を把握しておくことで、工事費用や工程のトラブルを防ぐことができます。
さらに下屋根部分にも、アルミ製のバルコニーが設置されていました。
このバルコニーが屋根の上に乗る形になっているため、作業スペースがほとんどありません。
このようなケースでは、
・足場が組みにくい
・安全な作業ができない
といった問題が生じるため、施工時にはバルコニーの解体が必要になります。
屋根全体は比較的均一な色合いでしたが、部分的に明らかに色褪せている箇所がありました。
状況から見ると、過去に何か物を置いていた可能性が高く、その部分だけ紫外線の影響を強く受けたと考えられます。
このような色ムラは、塗膜の劣化が進みやすいサインでもあるため、注意が必要です。
軒先の雨樋(あまどい)を確認すると、テレビアンテナの配線が樋の中に通されていました。
雨樋は本来、雨水をスムーズに流すための設備です。
配線が入っていると、
・ゴミが引っかかりやすい
・水の流れが悪くなる
といった不具合が起こりやすくなります。
軒樋の勾配(こうばい:水を流すための傾き)が十分に取れていないため、
中央部分に汚泥(砂や落ち葉が混ざった汚れ)が溜まっていました。
その結果、
・樋が膨らむ
・曲がって変形する
といった症状が見られます。
放置すると、雨水があふれ、外壁や基礎を傷める原因になります
屋根だけでなく、壁部分にもクラック(ひび割れ)が見られました。
小さなひびでも、そこから雨水が侵入すると、内部の劣化につながる可能性があります。
屋根点検とあわせて、外壁も一緒に確認することが重要です。
今回の守口市での点検では、
・廃板となった石綿スレート屋根
・再塗装済みでも経年30年以上
・バルコニー干渉による工事制限
・雨樋や外壁の不具合
など、実際に見ないと分からないポイントが多く見つかりました。
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」
「見た目がきれいだから安心」
と思っている方こそ、一度点検をおすすめします。
門真市を中心に、守口市・周辺地域で屋根や外装の点検をご検討の方は、
お気軽に街の屋根やさん大阪門真店までお問い合わせください。
将来の大きな修繕費用を抑えるための、最適なご提案をさせていただきます。
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