2024.12.12
寝屋川市にある築40年の和瓦2階建て住宅にて、訪問販売業者が、屋根点検をさせてくれとの事で、高齢者しかいない状況で屋根点検を行ったそうです。その間、家主様はご不在で点検後おみつもりを頂いたそうです。色々と不安が残ったそうで、街の屋根やさん大阪門真店に屋根点検依頼がありました。当店…
雨が漏っている箇所は棟のこの付近で、見た目にはズレや飛散などは見られませんね。
面戸漆喰は劣化しておりますが、この手の雨漏りは棟の真っすぐな形の熨斗瓦が原因と思われます。
この熨斗瓦並べる時に土を置いて勾配をつけて水が切れるようにするのですが、それが経年により熨斗瓦下の土が痩せてくるので、
熨斗瓦の勾配が緩くなり、雨水が切れなくなり棟内に侵入する雨の量が多くなってしまうのです。
そうすると、棟内の土が吸ってくれるのですが、これもスポンジと一緒で、吸いきれる量が決まってますので、それ以上の雨水が入ってきたら土が吸いきれず野地面に雨が流れて雨漏りに繋がるのです。
30年以上経過した日本瓦の棟部分の雨漏りではよく見られる現象です。
桟瓦を外して、土の状態をチェックしますが、土が茶色が濃い部分がありますので、この辺りは湿っているということです。
このような状態の雨漏り対策は、棟瓦の葺替工事しか方法はなく、葺きかえるのであれば、このような熨斗瓦を積まず、大きな7寸丸棟瓦を使用してビスで留め付ける工事が、
台風などの風にも強く、雨仕舞もいいのでお勧めです。
同じような工事の施工事例はこちらでご覧いただけます。
7寸丸棟瓦への棟瓦葺き替え
日本瓦の雨漏りなどのご相談は、瓦屋が運営する街の屋根やさん大阪門真店にお気軽にお問合せ下さい。
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