2024.12.10
屋根の状態を確認するための屋根に上がりました。葺かれてあるか瓦は、クボタが販売していたパラマウントというセメント瓦で30年前はかなり葺かれた瓦です。しかし残念ながら、この瓦は10年以上前に廃板となっており、ほぼ同形状のモニエル瓦も廃板になっております。ただ、この形状のセメント瓦は…
寝屋川市で瓦が葺かれてから40年経つし、重さも気になるので軽い屋根材に交換したいとお問合せを頂きました。現在は日本瓦が葺かれており、経年によるズレなども気になるが、地震が多い昨今、やっぱり不安なので軽い屋根材への交換希望でした。予算もあるし、他社と相見積もりなので価格提示をされたのですが、もちろん屋根の葺替工事だけならその価格でも可能なんですが、ただ現在の日本瓦から軽い屋根材に交換するメリットとデメリットをお話させて頂いて、特に顕著に出るのは、和瓦の土葺の場合、瓦の下に土が敷き詰められてるので熱を伝えにくいのですが、ガルバリウム鋼板屋根材やカラーベスト系、シングル系などの軽い屋根材に交換した場合、2F部分が暑くなる旨をお伝えして、費用は別途かかりますが、遮熱工事をお勧めさせて頂き、熱移動の原理、遮熱シートでなぜ暑さを軽減できるかを説明させて頂いたところ理解いただいて、当社に工事のご依頼を頂きました。
そこにギンギラギンのアルミ製の遮熱シートを貼っていきます。遮熱シートを貼るとなぜ涼しくなるのか?
暑さの原因は太陽からくる電磁波(赤外線)によってすべての物質の分子が揺らされることで発熱するのです。これは「輻射熱」と言って、熱の移動の三原則の一つです。あとは物質が触れて鉄が移る「伝導」、熱せられた空気によって熱が運ばれる「対流」となります。この太陽からくる赤外線による輻射熱が熱移動の70%をしめておりこれを防ぐことで室内はかなり涼しくなります。その赤外線を反射するのが遮熱シートで、断熱材は熱を伝えにくくしているだけなのです。
これで、夏場は室内の温度上昇軽減、なによりもクーラーや暖房の効果が上がることを実感できるとおもいます。
まぁ保冷バックの中で生活いているような状態になるのです。
リッジウエイを葺上まして完成になります。この屋根材は本体自体に陰影のようなグラデーションがついているため石調の模様が協調される屋根材になります。柔らかい素材なので野地の不陸がある場合や、曲面でも工事ができます。それと踏んでも、何か落としても割れるということが無い屋根材なんです。
これで、屋根の葺替工事は完了です。工期は屋根工事だけで3日間、足場の架払いを入れても5日間の工事になります。
屋根の重さが気になる、2Fの部屋暑いのでなんとかしたいとお考えの方は、屋根点検も含めて無料でご相談を承ります。
是非、屋根のあらゆるご相談は街の屋根やさん大阪門真店にご依頼下さい!
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