2026.04.07
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私たちは、門真市を中心に東大阪市など地域密着で、屋根の健康を守るお手伝いをしております。
今回は、東大阪市にお住まいのお客様から「屋根から白い破片が落ちてきている」とご相談をいただき、いぶし瓦屋根の「面戸(めんど)漆喰」の詰め直し工事を行いました。
その施工の様子を詳しくご紹介します。
今回のお宅は、日本家屋の美しさが際立つ「切妻(きりづま)」という、本を伏せたような形状の屋根です。使用されているのは、職人の手仕事が光る「いぶし瓦」。しかし、よく見ると瓦の隙間を埋めている白い部分、すなわち「漆喰(しっくい)」が剥がれ落ち、中の土が露出している状態でした。
この瓦の隙間にある漆喰のことを「面戸(めんど)漆喰」と呼びます。
【用語解説:面戸漆喰とは】 瓦を固定したり、瓦の下にある土(葺き土)が雨で流れないように保護したりする、いわば「屋根の止水壁」のような役割を持つ重要な部分です。
漆喰は日光や雨風にさらされるため、15年〜20年ほどでどうしてもひび割れや剥がれが生じます。そのまま放置すると、中の土が雨を吸い、最悪の場合は雨漏りや瓦のズレを引き起こしてしまうのです。
新しい漆喰をただ上から塗るだけでは、すぐに剥がれてしまいます。長持ちさせるためには、下地作りが最も重要です。
まずは、古くなってボロボロになった漆喰をハンマーとタガネを使って丁寧に剥がしていきます。漆喰の下にある「葺き土(ふきつち)」だけの状態にするのですが、この際、土を崩しすぎないよう繊細な力加減が求められます。
古い漆喰を完全に取り除くことで、新しい漆喰がしっかりと土台に密着し、強度の高い仕上がりになります。
屋根の端で威厳を放つ「鬼瓦(おにがわら)」の周りも、実は雨漏りしやすいポイントです。鬼瓦の背中部分の漆喰を剥がした後、今回はさらに一工夫。
漆喰を塗る前に、コーキング(防水材)を注入して、二重の防水対策を施しました。
【用語解説:コーキングとは】 弾力のある樹脂製の防水材です。これを瓦の隙間に充填することで、漆喰にひびが入ったとしても、内部に雨水が浸入するのを物理的にシャットアウトします。
いよいよ仕上げの工程です。新しい漆喰を専用のコテを使い、一段ずつ丁寧に塗り込んでいきます。
面戸漆喰の仕上げには絶妙な厚みが求められます。厚すぎると雨水の流れを止めてしまい、逆に雨漏りの原因になることもあるため、瓦のラインに合わせて「面位置(つらいち)」より少し奥で、美しく整えていきます。
鬼瓦の周りも、新しい漆喰でボリュームを持たせて巻き直します。真っ白な漆喰が曲線を画く様子は、職人の腕の見せ所です。
工事が完了しました! いぶし瓦の渋い銀色と、新しく塗り直された漆喰のコントラスト。
お客様からは「漆喰が白く綺麗になっただけで、屋根瓦全体が新調されたみたいに明るくなった!」と大変喜んでいただけました。
漆喰の剥がれは、いわば「お家のSOS」です。 地面に白い欠片が落ちていたり、雨どいに白い砂が溜まっていたりしたら、それはメンテナンスの合図かもしれません。
「うちの屋根は大丈夫かな?」と少しでも不安を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。 街の屋根やさん大阪門真店では、38年の経験を持つプロが、お客様の屋根の状態を正確に診断し、最適なご提案をいたします。
東大阪市の皆様、大切なお住まいを雨から守るお手伝い、ぜひ私たちにお任せください!
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