2026.05.03
被害状況の確認:伝統的な「いぶし瓦」の屋根の破損 低い位置の屋根瓦の軒先の角にトラックが当たり、破損しています。瓦も落ちて、瓦の下に敷かれていた土もむき出しに、、利根丸も右へズレてしまっています。今回、軒先部だけ被害がでているので、割れていない瓦は使用させていただき、一部土もきれ…
こんにちは!寝屋川市を中心に、地域の皆様の住まいを守る街の屋根やさん大阪門真店です。
先日、枚方市のお客様より「大きな音がして外に出たら、屋根瓦が地面に落ちていた」という切実なお電話をいただき、すぐに現地へ駆けつけました。
原因は、この時期特有の「メイストーム(春の嵐)」。大気が不安定になり、台風並みの突風が吹き荒れる現象です。皆様のご自宅の屋根は大丈夫でしょうか?
現地で落下した瓦を確認すると、それは「モニエル瓦」の「センチュリオン」という種類でした。
ここで少し専門的な解説をします。
モニエル瓦とは?
セメントと砂を混ぜて作られた「乾式コンクリート瓦」の一種です。デザイン性が高く、かつては非常に人気がありましたが、現在は国内での製造が終了している「廃盤品」です。
特にこの「センチュリオン」は、現在では手に入れるのが非常に困難な瓦の一つ。
割れてしまうと代わりの品を探すのが一苦労なのですが、今回は少し特殊な状況でした。
屋根から落下した瓦は、運悪く玄関の屋根(下屋)に直撃していました。その衝撃で、平面部分に敷かれている「地瓦(じがわら)」が3枚も割れてしまっていました。
地瓦(じがわら)とは?
屋根の大部分を占める、平らな場所に使われる標準的な瓦のことです。
一方で、屋根の端に取り付けられていた「袖瓦(そでがわら)」(屋根のケラバと呼ばれる端の部分を覆う瓦)は、奇跡的に割れずに地面に転がっていました。形が複雑な袖瓦が無事だったのは、まさに不幸中の幸いです。
廃盤になった瓦が割れてしまった場合、最も困るのが「同じものが見つからない」ことです。
しかし、今回お話を伺うと、以前別の工事をした業者が「予備の地瓦」を数枚置いていってくれたとのこと!
これは本当に助かりました。物置の下から出てきたその瓦は、まさに当時のセンチュリオン。
これがあれば、見た目を損なうことなく完全に修復が可能です。
土埃が被っていましたが割れていることもなかったです。
今回の調査で最も注意を払ったのが、屋根の角度です。こちらのお宅は「7寸5分勾配(ななすんごぶこうばい)」という、かなり急な角度の屋根でした。
7寸5分勾配とは?
角度に直すと約37度。スキーのジャンプ台のような急斜面です。
一般的な屋根は4寸〜5寸程度ですが、これだけ急だと、立っているだけで滑り落ちそうになります。
さらに、モニエル瓦の表面には長年の「ホコリ」が堆積しており、非常に滑りやすい状態です。
安全に、かつ確実に工事を行うためには、職人の安全を守るための「足場設置」が絶対に欠かせません。
本格的な復旧工事は、後日足場を組んでから行いますが、そのまま放置するわけにはいきません。
雨が降れば、割れた部分から雨漏りが発生してしまうからです。
本日は、ハシゴで届く範囲で以下の作業を行いました。
「瓦が1枚落ちたくらい、大丈夫だろう」と放置するのが一番危険です。
1枚の欠落が屋根全体の固定を弱め、次の強風で大きな事故につながることもあります。
今回の枚方市のお客様のように、「大きな音がした」「何かが落ちてきた」というときは、迷わずプロに点検をご依頼ください。
街の屋根やさん大阪門真店では、モニエル瓦のような廃盤品の知識はもちろん、急勾配の屋根にも適切に対応いたします。
地元ならではのスピード感で、あなたの大切な住まいを全力で守ります!
「うちの屋根、もしかして危ないかも?」と思ったら、まずは無料点検から。お気軽にお問い合わせください!
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