2026.04.28
屋根調査のきっかけ:寝屋川市のお客様からの切実なご相談 今回、寝屋川市にお住まいのお客様より「近所で屋根工事をしている業者から、屋根が傷んでいると指摘された」「自分でも下から見上げた時に、屋根の色あせや汚れが気になっていた」というご相談をいただき、現地調査に伺いました。 築年数が…
今回は、お隣の摂津市にお住まいのお客様より「屋根の破片が庭に落ちてきた」とのご相談をいただき、補修工事に伺いました。
点検の結果、原因は「カラーベスト」の割れ。
カラーベストとは、セメントを薄い板状に加工した屋根材のことで、現在の住宅で最も普及しているものの一つです。
しかし、今回のお宅で使われていたのは、その中でも少し特殊な「アーバニー」という種類でした。
「アーバニー」は、ランダムな切り込み(スリット)が入ったデザイン性の高いカラーベストです。高級感があり一時期非常に流行しましたが、実は職人の間では「非常に割れやすい屋根材」としても知られています。
切り込みが多い分、経年劣化で脆くなると、ちょっとした衝撃や自重でパキッと割れてしまうことがあるのです。今回も、そのスリット部分から剥がれ落ちるように割れてしまっていました。
アーバニーの修理で一番怖いのは、「割れた箇所を直そうとして、周りの正常な部分まで割ってしまうこと」。そのため、一般的な屋根材よりも格段に慎重な作業が求められます。
しかしながら今回のアーバニーは廃盤製品です。在庫に置いてあった貴重な材料を使用しました。
「割れやすいなら、どうやって交換するの?」と思われるかもしれません。
ここで登場するのが、屋根修理の専用工具「ズリッター(スレート抜き)」です。
通常、カラーベストは上下の板が重なり合い、釘で固定されています。無理に引き抜こうとすると、重なっている上の板を押し上げて割り、被害を広げてしまいます。
そこで、この薄いヘラのような「ズリッター」を隙間に差し込み、見えない位置にある釘だけをピンポイントで切断・除去します。
一箇所ずつ、手作業で「カチッ、カチッ」と感触を確かめながら進める、まさに外科手術のような作業。周りのアーバニーに一切の負荷をかけないよう、神経を研ぎ澄ませて割れた部分だけを抜き取っていきます。
無事に古い破片を抜き取ったら、新しいカラーベストを寸法に合わせてカットし、隙間へ滑り込ませます。
最後に強力な接着剤と専用の補強工法でしっかりと固定し、完了です。
「たった一枚の割れ」と思うかもしれませんが、そこから雨水が侵入すれば、屋根の内部(野地板)が腐食し、将来的に高額な「葺き替え工事」が必要になるリスクがあります。
今のうちに部分補修を行うことが、お家を長持ちさせる一番の近道です。
アーバニーのような繊細な屋根材は、道具選びと「どれくらいの力加減で歩くか」という経験が仕上がりを左右します。
寝屋川市を中心に、摂津市、枚方市など地元密着で動いている私たちだからこそ、迅速に、そして丁寧に大切な屋根を守ります。
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度街の屋根やさん大阪門真店へご相談ください。
まずは現地調査にお伺いし、最適な修理プランをご提案させていただきます!
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