2026.02.20
塀の角部分、衝撃による瓦の崩壊と万十軒瓦の破損 トラックの衝撃は角部分だけでなく、塀の頂上部である「棟(むね)」にまで波及していました。本来は真っ直ぐに固定されているはずの棟瓦が不自然に浮き上がり、瓦同士を固定していた漆喰(しっくい)もボロボロに崩れてしまっています。漆喰が剥がれ…
瓦屋根は丈夫なイメージがありますが、年月の経過とともに少しずつ「ズレ」が生じることがあります。そのまま放置すると落下の危険もあるため、早めのメンテナンスが肝心です。
現場に到着して屋根を確認すると、美しいねずみ色の光沢が特徴の「ハイシルバー瓦」が使われていました。しかし、屋根の端にあたる「右袖瓦(みぎそでがわら)」が、大きく外側にせり出している状態でした。
【専門用語解説:右袖瓦とは?】
屋根の一番端っこ、ケラバと呼ばれる部分に使うL字型の瓦のことです。屋根の側面から雨が入り込むのを防ぐ、非常に重要な役割を持っています。
このままでは、強風や地震の際に瓦が地上に落下し、人や物に当たる危険性があります。今回は、ずれてしまった瓦を一度解体し、きれいに並べ直す「葺きなおし(ふきなおし)」工事を行うことになりました。
袖瓦を直すには、ただその部分をハメ直せばいいというわけではありません。袖瓦の上には、屋根の頂上部分の飾りである「棟瓦(むねがわら)」が乗っているため、まずはこの一部を一時的に解体する必要があります。
袖瓦がこれ以上滑り落ちないよう、慎重に支えながら上の重みを順番に外していきます。この工程を丁寧に行うことで、屋根全体のバランスを崩さずに補修を進めることができます。
袖瓦がズレていた原因を探ると、屋根全体に敷き詰められている「地瓦(じがわら)」全体が、長い年月をかけて少しずつ下の方へずり下がってきていることが分かりました。
一番端の袖瓦だけを固定しても、土台となる地瓦がズレたままだと、またすぐに不具合が起きてしまいます。そこで、下から上に向かって瓦を一枚ずつ「突き上げ」、元の正しい位置に隙間なく詰め直していきます。
パズルのように、ミリ単位で隙間を詰めていくことで、屋根全体の強度がグッと高まります。
位置が完璧に整ったら、いよいよ仕上げの固定作業です。
昔の工法では瓦をただ置くだけ、あるいは銅線で縛るだけということもありましたが、今回はサビに強く耐久性バツグンの「ステンレス釘」を使用します。一本一本、袖瓦をしっかりと下地に打ち付けていきます。
さらに、念には念を入れて「ラバーロック工法(ズレ止め)」を採用しました。
【専門用語解説:ラバーロック工法とは?】
瓦と瓦の隙間や重なり部分に、専用のシーリング材(ゴム状の接着剤)を打つことで、瓦同士を連結させる工法です。これにより、台風などの強風でも瓦が動かなくなります。
最後に、最初に解体した棟瓦を元通りに組み直し、清掃をして完了です!
外側に大きく飛び出していた袖瓦は、ビシッと一直線に整い、ステンレス釘とラバーで強力に固定されました。
お客様からも「これで風が強い日も安心して眠れます」と、大変喜んでいただけました。
「瓦が少し浮いている気がする」「屋根の端っこが曲がって見える」
そんな小さな違和感は、屋根からのSOSかもしれません。
瓦の落下事故が起きてからでは取り返しがつかないため、早めの点検をおすすめします。
街の屋根やさん大阪門真店は寝屋川市を中心に、枚方市や周辺地域での施工実績が豊富にございます。
今回のハイシルバー瓦のような特定の瓦の補修はもちろん、小さなズレの修正から雨漏り修理まで、屋根のことなら何でもお気軽にご相談ください。
「うちの屋根も一度見てほしい」と思われた方は、ぜひお気軽にお問合せください!
丁寧な調査と、無理な勧誘のない誠実なご提案をお約束いたします。
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