
枚方市でモニエル瓦(コンクリート瓦)から陶器平板瓦のスーパートライ110タイプⅠに葺き替え致しました。
雨漏りがするとお問い合わせがあり、屋根調査をさせていただきました。こちらのご自宅はモニエル瓦をご使用しておりましたが、モニエル瓦はもう製造が終わってしまっているため一部分の修繕ができません。またかなり劣化していたため今回は葺き替えをご提案致しました。
退色も少なく防災に適した陶器平板瓦スーパートライをお選びいただき、そちらを使用し葺き替え工事を行わせていただきました!
枚方市 屋根葺き替え,雨漏り修理
ビフォーアフター





工事基本情報
- 施工内容
- 屋根葺き替え,雨漏り修理
- 施工期間
- 4日間
- 使用材料
- 陶器平板瓦スーパートライ110タイプⅠ
- 施工内容その他
- 築年数
- 35年
- 保証年数
- 10年間
- 工事費用
- 120万(足場含む)
- 建坪
- 25坪
- ハウスメーカー
日本にも40年ほど前から日本法人ができ、多くの屋根で葺かれてきましたが、少子高齢化で人口が減少する日本を見限ったのか、数年前に日本法人は突然解散してモニエル瓦は日本から消えてしまいました。
現在では、補修用に瓦を手に入れるのも難しなってきており、経年化したモニエル瓦は塗替えか葺替工事の選択になってしまうのです。
こちらのお客様は、雨漏りもしていらっしゃるとのことで葺替工事を御選択頂き、しかも最近では軽量な屋根材を選択されることが多いのですが、陶器の平板瓦の(株)鶴弥さんの「スーパートライ110」をお選び頂きました。
陶器平板瓦は、カラーベストなどより重量は重いですが、屋根の景観的な重厚感、そして陶器平板瓦は釉薬を塗って焼成するという屋根材ですので、茶碗などと同じで色を塗ったわけではないので、色が剥がれることはないのです。
つまり、塗替えの必要がないので、最初の費用はかさみますが、長い目でみるとランニングコストは安くあがるのです


実は雨漏りの原因は、この下葺材なのです。
この下葺材「ハイトン」と呼ばれるビニール系の下葺材で、本来は土葺の下地材に使用され、土が上に乗ってるので屋根瓦が夏場などに高温になっても熱が伝わらなかったのですが、土を用いないモニエル瓦などでは、熱が伝わって、ビニールですから、縮んでしまって下地の野地が見えてしまっています。


瓦の下には雨が入らないようになっているのですが、古くなって表面の塗膜が剥がれ、流れが悪くなったりしたときや、風の強い雨の時に瓦の下に入ることもありますが、その時の為に、下葺材として防水シートが張られているのです。






一昔前はこの部分も漆喰などを用いて仕舞をしておりましたが、より軽量で劣化などで剥がれもないハイロールなどの、棟シートを使用します。
ハウスメーカーの新築などは、すべてこの工法になっております。

【工事完了後】

耐久性にも優れ長持ちなので、繰り返しの修繕費などを抑えることも出来るので経済的にもおすすめです。
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寝屋川市で和型瓦からリッジウェイに葺替えて屋根を軽量化されました。


- 築年数
- 35年
- 建坪
- 15坪
- 保証
- 10年
- 工事費用
- 80万円(足場費込)
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