2026.03.11
交野市で朝日ソーラー撤去と棟瓦積み直し!青緑瓦の寿命を延ばす雨漏り対策メンテナンス 街の屋根やさん大阪門真店のブログをご覧いただき、ありがとうございます!今回は交野市にお住まいのお客様より「屋根の上の太陽熱温水器が心配で……」とご相談をいただき、現場調…
現場に到着し、屋根に登って調査を開始しました。瓦は美しい「ハイシルバー」の日本瓦です。
一見すると、瓦の継ぎ目をコーキング(接着剤のような材料)で固定する「ラバー工事」が施されており、しっかりメンテナンスされているように見えました。
しかし、プロの目で見るとすぐに大きな問題が見つかりました。
「雨水の逃げ道」がコーキングで完全に塞がれていたのです。
本来、瓦の隙間は適度な通気と、中に入り込んだ雨水を排出する役割を持っています。そこを全て塗り固めてしまうと、外に出られなくなった雨水が瓦の裏側へ逆流し、建物内部へ浸入してしまいます。これを「毛細管現象」と呼びますが、今回の雨漏りの直接的な原因はまさにこれでした。
原因を特定するため、屋根の最上部にある「棟(むね)」の部分を解体しました。
棟瓦を取り除くと、中からは真っ黒に湿った「屋根土(やねつち)」が出てきました。
ここで少し専門用語の解説です。
屋根土(やねつち)とは?
昔ながらの瓦工法で、瓦を固定し、高さを調整するために使われる粘土状の土のことです。
通常、この土は乾燥した状態を保っていなければなりませんが、今回はラバー工事のせいで溜まった水が土を常に湿らせていました。土が水分を含むと重くなり、屋根の負担になるだけでなく、カビの発生や木材の腐食を招く非常に危険な状態でした。
雨漏りの影響で特にもろくなっていた棟際の瓦を、新しいハイシルバーの瓦へ入れ替えました。
周辺の瓦も一枚一枚丁寧に清掃し、雨水がスムーズに流れるように角度を微調整していきます。
また、古い屋根土はすべて撤去し、新しく防水性の高い南蛮漆喰(なんばんしっくい)を使用するための準備を整えます。
今回の修理では、将来の災害にも備え、最新の「ガイドライン工法」に準じた補修を行いました。
そこで登場するのが「強力棟金具(きょうりょくむねかなぐ)」です。
強力棟金具とは?
屋根の土台となる木材(垂木)に直接金属の脚を打ち込み、棟瓦を貫通させて固定するための専用金具です。
これまでの工法は土の粘着力だけで瓦を乗せている状態でしたが、この金具を使うことで、屋根の骨組みと瓦が一体化します。これにより、震災級の揺れや、近年の大型台風の暴風でも瓦がズレたり飛散したりする心配がほとんどなくなります。
最後に、一番上に被せる「7寸丸瓦(ななすんまるがわら)」を設置します。
以前のように土だけで固定するのではなく、先ほど設置した強力棟金具に対して、錆びにくいステンレス製のビスで直接固定していきます。
これで完成です!
見た目は伝統的な日本瓦の美しさを保ちつつ、中身は最新の耐震・耐風性能を備えた屋根に生まれ変わりました。もちろん、雨水の流れもしっかり計算して施工しているため、もう「ラバー工事」による逆流の心配もありません。
今回の事例のように、良かれと思って行ったメンテナンスが、逆に寿命を縮めてしまうケースは少なくありません。「うちはラバー工事をしているから大丈夫」と思っている方も、一度プロによる点検をお勧めします。
街の屋根やさん大阪門真店は、寝屋川市・大東市を中心に、地元の気候や建物の特徴を熟知した職人が直接対応いたします。
どんな些細なことでも構いません。まずは無料の点検・お見積もりからご相談ください。
大切なお住まいを、私たちと一緒に守っていきましょう!
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